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2005年10月30日

野母んあじ祭り

今日は、漁協の野母んあじ祭りです。私も子供向け
タッチプールの魚の提供という形で参加しました。
あいにく時化が続き魚の種類は少なかったのですが
親達もこんな機会は少ないのでしょう子供と一緒に
触っていました。
子供は「この魚きれいだね」「ヌルヌルしてる!」 親は「美味しそう・・・」、
感じ方は違うようでした。

azimaturi.jpg

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2005年10月29日

カマス?サワラ?

カマスサワラです。カマスはスズキ目カマス科、サワラはスズキ目サバ科
こいつはサバ科なのでサワラの仲間です。なんだかややこしくなりなしたが
野母崎では、「トンキラ」と呼ばれ主に一本釣りで上がってます。
10キロ、1メートル以上の大きな魚で吊り上げるのも一苦労です。
でも、定置網に入るとおとなしく、案外楽に引き上げることができます。
味は刺身で食べると美味しいですがサワラと比べると大味です。

tonkira.jpg

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2005年10月27日

釣りをする、全ての人へ

サビキ(小鯵釣りのしかけ)に絡まって動けなくなったカモメです。
足に3本、口に2本釣り針が刺さってます。何気なく捨てたのでしょうが
絡まったカモメは地獄の苦しみです。助けようとした私にさえ噛み付いてきました。
釣り人口が増えるのはよいのですが釣り方よりもマナーを先に覚えてください。
2週間ほど前はうちのことり丸(犬)も同じ目にあいました。
今日の私は怒ってます!

sabiki.jpg

投稿者 miura : 13:39 | コメント (1) | トラックバック

2005年10月26日

日本三大珍味の母

野母崎に秋が来て北東の風が吹くとボラが大群(カチ)になって
やってきます。そのボラのメスの卵巣はからすみの原料になります。
卵巣だけでなく魚体には脂がのって眼球にまでその脂が入り込み
視力が低下するそうです。(画像の彼女も少し眼球が濁ってます)
アライや味噌炊きで食べますが外洋性のボラは刺身でも美味しいです。
   からすみのご用命は同級生の「おやど鳴子 小川勇士商店」へ
        宣伝でした。     勇士、なんかくれ!

bora.jpg

投稿者 miura : 17:08 | トラックバック

2005年10月23日

巨大イトヒキアジ

今日、定置網に入りました。画像は比較するものがないので
分かりづらいですが体長65センチ、約5キロ、イトヒキアジでは
かなりの大物です。水族館は欲しかったでしょうが
こいつの味にも興味があったのでさばいてみました。
脂がよくのっておいしかったですよ。
そういうわけで、田中係長、ごめんなさい、イトヒキアジは
お客さんと私のおなかの中です。

itohikidai.jpg

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2005年10月19日

青い宝石

ソラスズメです。普段は岸近くの岩場に多く見られますが
たまに定置網に迷い込んできます。ブルーがきれいですね。
サファイヤかラピスラズリみたいです。
こいつも死滅回遊魚と言われているけど
冬場も見かけます。
宝石みたいなのでいつも眺めているだけなのです。
もちろん食べたことはありません


sora.jpg

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2005年10月18日

チョウチョウウオ

この名前は熱帯魚の代名詞みたいに呼ばれているけど
チョウチョウウオは温帯の海(このあたりの海)にも適応して生息しています。
小さな群れで入ってきます。あまり美味しくなさそうですが煮付けにすると
意外と脂がのって美味しいんですよ。
そのうち熱帯魚定食なんてできるかも・・・

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投稿者 miura : 21:57 | コメント (1) | トラックバック

2005年10月16日

僕って邪魔者?

こいつもまた、人間の都合で駆除の対象になっている魚です。
トビエイです。最近、有明海ではトビエイが干潟のアサリを食べるので
大変迷惑しているそうです。トビエイだって生きる為だし、漁業権なんか知ってるわけもありません。
でも、こいつは小さいけれど大人になると1メートルを超えるので
たくさん、アサリ食べるんだろうな・・・
人間と共存できないのならせめてトビエイの有効利用できないのでしょうか
ねぇ、山口先生。

tobiei.jpg

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2005年10月15日

昼と夜の顔を持つ貝

貝類ブログ初登場、ツキヒガイです。本来は底引き網で漁獲ます。
こいつは、イセエビ漁の網にかかってきました。
表はごらんの通り鮮やかな朱色(太陽)、裏は真っ白(月)です。
この色が名前の由来になってます。味は、北の方から時間をかけて
運ばれてくるホタテよりはるかに美味しいと思います。

tukihi.jpg

投稿者 miura : 14:02 | トラックバック

2005年10月14日

そうだ!

ソウダガツオです。マルソウダとヒラソウダがありこいつはマルソウダです。
大きな群れで一度に大量に獲れます。でも、このマルソウダ、血液に弱毒があり
刺身をたくさん食べると下痢をします。野母崎では身を茹でて生姜醤油で食べたり
茹でた身を干して生節にします。でも、ほとんどが魚の餌になります。
このソウダガツオは、人の口より魚の口に入るほうがはるかに多いわけです。

soudagatuo.jpg

投稿者 miura : 16:23 | トラックバック

2005年10月12日

薄ら・・・

ウスバハギです。ウスラハゲとよく似ていますが、気をつけましょう。
人によってはたいへん叱られます。
カワハギの仲間では一番大きくなるのではないでしょうか。
体が大きいので身も大きく刺身、鍋物、フライなどに美味しい魚です。
特に、刺身はフグとか、ヒラメと言っても分からないくらいです。

usua.jpg

投稿者 miura : 10:20 | トラックバック

2005年10月08日

忘れた頃にタイ・シリーズ

へダイです。シルバーがきれいなタイです。
あまり大きくならず定置網に入るのはせいぜい30センチくらい
でしょうか。マダイに比べ、身が柔らかく私は刺身よりも塩焼きが
美味しいと思います。
明日、9日 日曜日は野母町地区民運動会の為、臨時休業します。


hedai.jpg

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2005年10月07日

久保ちゃん(彼氏募集中)です。

上五島指導普及センターの技師でおおとり丸に漁家研修で
月曜日から滞在しています。朝早くの定置網の操業から
おおとり丸の閉店まで、がんばっています。
今日は、研修最終日でうちの奥さんと厨房でなにやら作っています。
私のところで何か得るものはあったのでしょうか?
でも、彼女はりっぱな職員になるでしょう。おっと、素敵な女性にも
なってくださいね。

kubochan.jpg

投稿者 miura : 14:24 | コメント (1) | トラックバック

2005年10月06日

ヒゲハギ

きれいに着飾ったカワハギです。ヒゲハギといいます。
でも、この派手な色、形は海底、特に岩場などで保護色になって
目立たなくなります。きれいに見せる為ではないんですね。
きれいな魚、珍しい魚は食べたことが無いので味は分かりません。
(これって食えるの?)・・・

higehagi.jpg

投稿者 miura : 14:56 | トラックバック

2005年10月05日

高校の同級生です。

水産高校で3年間、おんなじクラスだった永尾君です。
(右側、真ん中は奥さん)
縁あって最近よく交流があります。
五島玉之浦で真鯛の養殖をやってます。
彼が育てた安心、安全な真鯛が
「五島鮮真鯛」というブランドで夢彩都で販売されます(日曜限定)
長崎市内の皆さん、ぜひ一度、「五島鮮真鯛」を食べてみてください。
尚、おおとり丸HPで見たといっても安くなりませんので念のため!
       永尾、宣伝したんで、なんかくれ!

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投稿者 miura : 15:19 | トラックバック

2005年10月04日

イセエビ漁体験同行記

海の健康村のお客さんがイセエビ漁体験にやってきました。
早朝、3時にもかかわらずお疲れ様でした。
この日は松田船長には納得いかない量でしたけど
みなさん、上がってくるイセエビに歓声を上げていました。
この後の朝食はイセエビづくしだったそうです。


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投稿者 miura : 20:15 | コメント (1) | トラックバック

2005年10月02日

アジ・シリーズ。

マアジと比べて目が大きく少し丸い体形をしています。
名前は見たとおりメアジです。
定置網には量は少ない(それでもは100匹位)ですが毎日入ります。
肉厚で刺身はもちろん煮付に美味しい魚です。
春はマアジが大量に獲れましたが、秋はアジの種類が多くなりました。

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