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2006年02月28日
椿
野母権現山で一万数千本、自生するヤブ椿のうち
数本だけ白い椿があります。この椿が「陽の岬温泉 海の健康村」の
名前の由来の「陽の岬」です。有名になるにつれ枝を持ち帰る人が増えたそうです。
五島の幻の椿「玉之浦」もまた枝を切られ枯れてしまったと聞いています。
「陽の岬」の原木は山の中のあちこちに数本ありますが
一般の人には場所は公開されていません。
私もこの季節花を見て楽しんで帰ってくるだけですがそういう人には
教えてもいいですよ。
投稿者 miura : 13:36 | コメント (1) | トラックバック
2006年02月26日
今日は何の日?
今日、2月26日はワカメの解禁日です。野母崎のいろんな場所に
ユラユラ生えています。ワカメを獲るには漁協に申し出て行使料
を収めなくてはいけませんが、まぁ自分の家で食べるくらいは
大目に見るかもしれません。ほどほどにね・・・
獲る時はメカブ(根っこの近くのヒダヒダ)は獲らないで下さい。
そこから来年の種(胞子)が出ます。
もう一つ、26日は奥さんの○回目の誕生日です。プレゼントは受付中ですが
甘いもの(身になるもの)は控えさせているのでご遠慮下さい。
私には「身になるものより身に付けるものがいい」と言っております・・・
考えときます・・・
投稿者 miura : 15:32 | コメント (1) | トラックバック
2006年02月25日
意外といけます。
ウマヅラハギです。釣りの餌泥棒、カワハギの代用品、など不名誉な
ことばかりですが、刺身やフライ、鍋、なんかで美味しいのに・・・
実際、スーパーで頭と皮を落としたウマヅラハギをカワハギって
表示しているのを見たり珍味のハギロールなんかもこいつです。
シッポを見ると分かるのに・・・
わざわざ名前を変えなくてもウマヅラハギは美味しい魚なんですけどね。
私たまに、顔が長いって言われるんでちょっと親近感があります。
2006年02月24日
カンパチ君30kg!
若き一本釣り漁師、泰介君がアジ曽根にて釣り上げました。
大きいカンパチをアカバナと呼んでいますがこれほどの大物は
活魚センターの職員も初めて見るそうです。
これぞ漁師の醍醐味!一匹でボーナスですよ。
海の健康村が買い上げていたので食べてみたい方はぜひ野母崎へ・・・
泰介君は遊漁船もやっているので船釣りは「第八文丸」へ、
30キロのカンパチが釣れるかも?
共演は活魚センターのセイジ(画像右側)でした。
泰介、宣伝したんで、なんかくれ!
投稿者 miura : 11:38 | コメント (1) | トラックバック
2006年02月23日
カスミソウ
同級生のキヨシからまたカスミソウをいただきました。
最近、いただき物シリーズになっていますがお礼はちゃんとしないと・・・
彼の持ってくるカスミソウはいつもいい香りが強く店内の真ん中に活けておくと
いい香りでいっぱいになります。こんなにたくさんあるとカスミソウも主役ですね。
キヨシは脇岬で花農家をやっています。年間を通じていろんな花を栽培しています。
一見するとヤクザみたいですがそばに来ると小さいのでかわいいです。
なお、まだ独身なので誰かいい人いませんか?
お金はたくさん持っているみたいですよ!
2006年02月22日
毒針の特効薬!
このブログを見てくださっている「岩永和漢堂」岩永様より「むかで油」
を頂きました。ブログの中で痛い話を取り上げるので心配して
わざわざ送ってくれました。感激です。
その名の通りむかでや蜂に刺された時に効くそうです。きっとエイやアイゴの
毒針にも効くはずなので一度試して、ということです。早く効き目の報告を
したくてイケスの中のアカエイにイタズラしようと思ってますが勇気がありません。
報告はかなり先になります・・・多分・・・
ヤリイカ
ヤリイカです。昔から節分に食べる縁起物として太巻きとカナガシラ(ガッツゥ)
は有名ですが、こいつヤリイカもその一つです。でも、ここ近年野母崎でのヤリイカの
漁獲が激減しています。20年くらい前は毎晩ヤリイカの出荷作業で寝られなかったのに
今では1シーズンに獲れるのは10匹以下です。いったいどこに行ったのでしょうね。
活き造りやイカソーメンなんかで美味しいイカですよね。
以下(イカ)同文!
2006年02月21日
鯨山
今日は、リクエストにお応えして野母の海の風景を・・・
野母港入り口にある通称、鯨山です。ちょうど12月21日エントリーの
「よぼっぜ」の反対側にあります。港の内側、おおとり丸から見ると
大きな鯨に見えるのでこの名前です。子供の頃からこの山の下の磯で
ウニやアワビ、トコブシなんかを獲って遊んでいました。
私の母は昔、ここで自分の顔くらいのアワビを獲ったといまだに自慢しています。
2006年02月19日
美味しいカブトガニ
そんなわけありません。ウチワエビです。
私が獲ったのではないのですが活魚センターに行ったら
水揚げしていました。底引き網、刺し網で獲ります。
イセエビの3分の1くらいの価格ですが同じくらい美味しいエビです。
刺身、塩焼き、味噌汁、グラタンなどイセエビで出来る料理は
ほとんどOKです。ただ、砂地の海底に棲んでいるので少し泥の臭いが
しますが・・・
2006年02月18日
我流工房 のもざき窯
野母崎、脇岬の港が見える静かな場所にある我流工房へ
見学(遊び)に行ってきました。本格的で大きな窯の焼き物教室、
石臼で挽く蕎麦打ち体験、パンやピザが焼ける石窯など
大人の贅沢な遊び場といった所でしょうか。
(でもそんなにお金はかからないようです)
自家製酵母を使った焼きたてパンをご馳走してもらい
あとで「違う種類が焼けたから」とおおとり丸にわざわざ持ってきて下さいました。
私がもの欲しそうにしてたのでしょうか
ここの窯で焼いた陶器も素敵なものばかりです。
私もこんな作品が焼けるようになるかな?
2006年02月17日
マザー オブ パール
何でも入る定置網、さすがに二枚貝は入りません。(巻貝はたまに獲れます)
でも、アンカーロープにアコヤガイ、カラス貝(ムール貝?)
などがくっついて大きくなります。画像のアコヤガイもそうやって大きくなりました。
ふつうは年に一度アンカーロープを掃除してきれいにするのですが
見過ごしたのでしょう、かなり大きくなってます。
以前、食べたのは小さいいびつな真珠が入っていたのですが
残念ながらこいつには真珠は入っていませんでした。
身は殻ごとレンジでチンして美味しくいただきました。
2006年02月16日
俺達、漁業青年部!
野母崎三和漁協青年部のみんなです。
青年部活動で今年は磯焼け防止と新たな収入源の調査で
コンブとクロメ(カジメ)の試験養殖を行うことになりました。
長崎でコンブ?と思いますが、結構各地で成功しているんですよ
今日は、培養した種糸の用意、それから海上作業の予定でしたが
あいにく風が吹いてきて中止になりました。
みんな予定がなくなりしかもこんなに集まったのは久しぶりなので
後は、飲むしかないでしょう。7時間ノンストップで飲んでました・・・はぁ疲れた・・・
2006年02月15日
確定申告、準備はお済ですか
この季節になると、確定申告が近くなり自営業の人達は
申告書作りに大変です。そんなわけで、奥さんからパソコンを
なかなか使わせてもらえません。久しぶりのエントリーです。
今日の、長崎新聞の記事にあった「ウツボ料理研究会」の試食会に
興味があったのでお願いして上五島へ行って参加させていただきました。
今まで未利用だったウツボを利用して島興し、すばらしい取り組みだと
感心してきました。料理自体は研究の余地があるみたいですがこの先が楽しみです。
会長の峰脇さんをはじめ、上五島の皆さん大変お世話になりました。
蜻蛉さん、お会い出来なくて残念でした。(日帰りだったもんで・・・)
投稿者 miura : 11:03 | コメント (2) | トラックバック
2006年02月12日
長崎ランタンフェスティバル
今日はランタンフェスティバルの最終日ということで
夕べ、家族で行ってきました。もともと中国の華僑の人たちの
旧正月を祝う行事だったのが今では長崎の代表的なイベントになり、
年々、大きくなっています。きれいなランタン、寒いのは分かっていますが
子供達にぜひ見せたいイベントです。
夕べはあいにく(幸運にも)途中で雨が降り出して昨年のような散財は
ありませんでした。
本日、時化の為、お休みします。
(ランタン見物の疲れではありません)
投稿者 miura : 09:17 | コメント (1) | トラックバック
2006年02月10日
コウイカ
コウイカです。体のほぼ全体に楕円形の骨(甲)を持っているので
この名前だそうです。冬場に多く見られます。中のスミ袋が大きく
スミも濃いので吐かれたら大変です。顔に命中すると誰だか分かんなくなります。
でも、その量の多さでイカスミ料理に重宝してるみたいです。
身はもちろん刺身、天ぷらなどに美味しいですよ。
2006年02月08日
目がある石
ダルマオコゼです。目はかろうじてわかりますが
どこが口でどこが鼻なんだか、わかりません。
オコゼと名前が付いているのでやはり背ビレの毒は強烈です。
石と間違えて触った人も多いはず。
見かけがこんなですがおなかは鮮やかな黄色でとてもきれいです。
見えないおしゃれ、勝負下着、でしょうか。
沖縄では高級魚だそうですが食べたことはありません。
2006年02月05日
散歩の副産物
日曜の朝の野母新港のようすです。
冬のこの時期は海がよく澄んで海底までよく見えます。
この人たちは散歩もかねてナマコを探しています。
ここにはナマコが結構多く、目がいい人は人でスーパーの袋にいっぱい
獲っていきます。こんなに獲ってどうするんでしょうか?
私みたいに4匹くらいがちょうどいいかも(負け惜しみ?)
野母崎出身の皆さん、後ろのお寺は海蔵時ですよ。
投稿者 miura : 21:36 | コメント (4) | トラックバック
2006年02月04日
大発見!
少し前の画像ですがオオウナギの子供です。
捕まえた日時と場所は公表できませんが野母崎のとある川です。
オオウナギといえば南方系で樺島の井戸に棲む「うな太郎」が有名で
その井戸が生息の北限とされています。こいつを捕まえた川は
地図で確認するともっと北にありました。ということは・・・
その川がオオウナギが生息する北限じゃないですか!
生物学的に大発見かも・・・大げさかな
画像のこいつは貴重なウナギなのでちゃんとした所に寄贈しました。
だから田中係長、なんかくれ
2006年02月02日
眼張!
メバルです。魚の絵のカレンダーに「眼張」って書いてありました。
こんな風に書くんだ・・・知らなかった・・・
一年中美味しくて、今の季節は特に脂がのって美味しくなります・・といいたいですが
1~2月はカサゴ(アラカブ)やメバルなどの産卵期です。卵胎生なので抱卵した
お母さんメバルを獲っちゃうと数が激減します。
このメバルもお腹がパンパンだったのでさよならでした。
みなさんももう少し我慢してください。きっとたくさんのメバルになって
帰ってきますよ。