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2006年08月31日

ムラサキイガイ

どこの海岸でもよく見かけます。
ムール貝の名前の方が有名ではないでしょうか。
こいつは定置網のアンカーロープ付いて大きくなったやつです。
あんまり大きくなりすぎると網が沈んでしまうので年に一度取り除きます。
パエリアやブイヤベースには欠かせない貝ですがもともと外来種で
明治から大正にかけての外国航路の発達で船にくっついて
フランスから日本にやってきたそうです。
先日、予約のお客さんに三ッ瀬で獲ったムール貝入りのパエリアを作りました、
なかなかGoodでしたよ。
お吸い物やバター焼きなんかもおすすめです。


karasugai.jpg

投稿者 miura : 14:56 | コメント (4)

2006年08月28日

野母崎伊勢エビ祭開幕

昨日、日曜日より伊勢エビ祭が始まりました。
色々言っても祭の集客力は大きいです。おおとり丸もいつもの日曜より
たくさんいらっしゃいました。うちの子供たちもオープニングイベント
会場で出店三昧、持たせた小遣いを全部使ったみたいです。
派手な会場と打って変わってイセエビ漁師達は明日の漁の準備で
お祭気分じゃないみたいでした。イセエビ漁は網をイセエビが居そうな
曽根(岩場)に仕掛ける為毎日破れてそれを毎日修理します。
祭は派手ですが漁は地味なんですよ。

kasyami.jpg

投稿者 miura : 09:26 | コメント (1)

2006年08月25日

タツノオトシゴ

かっこいい名前です。私が辰年なので竜、ドラゴンなどは大好きです。
でも、名前とは違い弱々しい魚(コイツが魚だって知らない人もいるそうですが)です。
よく今まで生延びたとおもいます。繁殖のしかたに秘密があり
お腹の中で卵を孵す卵胎生です。しかも卵を抱えるのはオスだそうです。
その様子は何の苦もなく生まれるようなので安産にも例えられ
よく乗り子のオジサンたちが娘のお守りにと持って帰ります。
海外では竜ではなく顔が似ているのでシーホース(海の馬)と呼ばれています。
ちなみにヒトの脳にある記憶を司る器官を「海馬」と呼びますが
その形がタツノオトシゴに似ているからだそうです。
私は食べたことがありませんが漢方薬になる種類もいるそうです。
そうですよね、大立神さん・・・


tatunootosigo.jpg

投稿者 miura : 17:36 | コメント (4)

2006年08月23日

琴には聞こえないけどなぁ

コトヒキです。シマイサキとそっくりです。
まとまって入ったことがないのであまり大きな群れではないようです。
白身でわりと淡白な味です。
名前の由来ですが、船の上に上げるとグーグーと鳴きます。
きっと名前を付けた人が琴を弾く音に聞こえたのでしょう。
それでコトヒキだそうです。
聞きようによっては初心者のバイオリンに聞こえなくもないけど・・・
(シマイサキもまだアップしていませんでしたね)

kotohiki.jpg

投稿者 miura : 13:24 | コメント (1)

2006年08月22日

イセエビ解禁

産卵期のため禁漁となっていたイセエビ漁が今日から解禁です。
初日の今日の量は例年より少なめではありましたが
大きなエビガネ(野母弁、イセエビの意)が上がっていました。
今度の日曜日からは伊勢海老祭りも始まります。
おおとり丸でも定置網には入りませんが漁師仲間のイセエビで
活き造りや天丼など期間限定で提供したいと思います。
それにしても漁協組合員のなかでイセエビ漁の漁師はほんの一握りなのに
伊勢海老祭りがあったり年間何億もイセエビ漁礁にお金をかけたり、
漁獲したイセエビは定額で漁協が買い取ったり・・・いいなあぁ・・・
定置網祭りも開いてくれないかなぁ・・・

kaikin.jpg

投稿者 miura : 13:24 | コメント (1)

2006年08月19日

精霊流し

台風も近かったですが被害も無く(北風なので)通り過ぎようと
しています。明日くらいから出漁できるでしょう。
19日にもなってお盆の話題?なんて言わないで下さい。
昨日まで忙しかったんだから・・・
さて、野母の精霊流しのようすですが、以前は浜から泳いで沖まで送り
流していました。私も何回か泳いだことがあります。
そして翌朝流した船を拾って遊んでいました。
数年前より環境に配慮して海に流すことが禁止され
長崎市内の精霊流しみたいに底にキャスターが付いた「精霊車」になりました。
市内同様最後はゴミとして扱われるのであまりいい気がしません。
個人的には精霊船くらい昔のまんまでいてほしいと思います。
翌朝の浜掃除をすれば済むことじゃないですか。

syourou.jpg

投稿者 miura : 06:14 | コメント (4)

2006年08月15日

野母、お盆といえば・・・やはり

野母ペーロン大会第一レースのスタートです。
いただいた昔のペーロン漕ぎ出しの写真に比べると
上がる水しぶきが少なくなっています。
最近ではカヌーの漕ぎ方を取り入れてタイムも上がってるみたいです。
昔は端午の節句にペーロン競争が行われていたそうですが
人口の減少に伴いお盆しか若い人が集まらないので
この時期になったそうです。それでも昔は人が多くてペーロンに
乗れない人がいたそうで今では幹部が人集めに苦労しているみたいです。
でも、はじまってしまうと昔と変わらない盛り上がりで熱い(暑い)一日でした。
野母人のDNAは今も受け継がれています。

野母浦祭りのエントリーはデジカメ不調の為アップできませんでした
息子のモッセイ太鼓デビューだったのに・・・

kogidasi.jpg

投稿者 miura : 15:52 | コメント (3)

2006年08月12日

野母、お盆、といえば・リターンズ

・・・やっぱりペーロンでしょう。15日の本番にむけて
練習が始まりました。といっても野母小学校の児童による
紅白戦です。今年は、全国大会W優勝だったので野母崎地区の
ペーロン熱はいつもの年より熱いみたいです。
   コラさ!コラさ!
明日は「野母浦祭り」です。エントリーをお楽しみに・・・多分・・・

peron.jpg

投稿者 miura : 16:26 | コメント (4)

2006年08月09日

旧盆の月

昨日、グレゴリオ暦8月8日は太陰暦7月15日旧盆にあたります。
満月の一日前、大潮の月です。雲ひとつなく、きれいでした
この太陰暦、漁師の中では潮の満ち干きと関係していて
いまだに現役で使われています。
以上、「大立神」さんからのリクエストと情報でした。
ちなみに8月8日は立秋、この日から秋のはずですが・・・暑いですね・・・

tuki.jpg

投稿者 miura : 19:43 | コメント (1)

2006年08月08日

十八銀行写真展、その後

6月5日エントリーの十八銀行ロビーでの写真展も
大盛況(?)のうちに閉幕しました。で、その写真ですが
銀行の次長さんが「保育士の娘が勤める保育園に貸して欲しい」というので
写真の扱いを銀行にお任せしていました。
先日、次長さんがお礼にと園児が描いた絵をもって来ました。
これはその中の一枚です。
お礼をもらうほどのことではありませんがこんなお礼は嬉しいですね。
さっそく飾らせてもらうね「どうむ」くん
もとの写真ですがまたどこぞに旅にでて9月頃帰って来るそうです。

doumu.jpg

投稿者 miura : 12:24 | コメント (2)

2006年08月03日

ハッとした忘れ物

今日、おおとり丸で食事をした子供連れのお客さん、
帽子をお忘れですよ。「ぼうしよう」と途方に暮れてないで
連絡下さい。

bousi.jpg

投稿者 miura : 21:32 | コメント (3)

2006年08月02日

バショウカジキ(幼魚)

夏本場になり暑い日が続きます。海の中でも季節は夏なのでしょう
カツオやカジキなど夏の魚がメインになっています。
画像のコイツはバショウカジキの子供、といっても50cmくらいあります。
網の中を泳いでいる時、とてもきれいだったのでカメラに収めましたが
あまりカメラ写りはよくありませんでした。それでもコイツの特徴の
大きな背ビレはきれいです。芭蕉の葉に似ているのでバショウカジキ
だそうです。英名では帆を張ったみたいなのでセイルフィッシュと呼ばれています。
このくらいの大きさでは筋が多くあまり美味しくないのでさよならでした。
まだ、子供だしね!

basyounoko.jpg

投稿者 miura : 18:03 | コメント (2)

2006年08月01日

「とのぎゃん」練習開始

8月1日、今日から「浦祭り」奉納太鼓「とのぎゃん」の練習が始まりました。
今夜から本番の13日までとのぎゃんの太鼓の音が野母の港に響き渡ります。
私もペーロンの寄り合いからたった今帰ったばかりで
今日のエントリーをアップしています。
これから、お盆に向けて野母っ子のビールの消費量と
アドレナリンの分泌量は増量していきます。

tono.jpg

投稿者 miura : 21:19 | コメント (5)