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2009年04月30日
小規模天変地異
また、リュウグウノツカイによく似た魚です。
最近の異常気象がだんだん大きくなっていくように
よく似た魚も大きくなっていきます。前回入った「プチ」リュウグウノツカイは
フリソデウオでしたが今回はテンガイハタと言う名前で
まるで、シッポの赤いフリルがキュートなタチウオです。
ちょうどマリンワールドが展示用の魚を乗船採集できていました。
目標をキンメモドキから急遽テンガイハタに変更して
大きな活魚車に貸切で積み込み福岡に走り去っていきました・・・
これから先の天変地異はテンガイハタ止まりであって欲しいものです。
2009年04月18日
ぶらり一人旅「福岡マリンワールド」編
一昨日、福岡に行ってきました。
4月18日(今日)アシカ、アザラシの展示施設「かいじゅうアイランド」がオープンしました。
それに先立ち特別内覧会が開催され
タチウオなどでお付き合いさせていただいてるご縁で
案内状を頂いていて、イベント好きな私は「こりゃ、行かんば!」と思い
奥さんを誘ってみたのですが、「一人で行けば・・・」、
その他、数人声を掛けたのですがやはり平日・・・
奥さんの言葉通り、一人で行ってきました。
かいじゅうアイランドについて個人的な感想ですが
いろんな角度からアシカやアザラシなどが見られるだけなのですが
生き生きしたアザラシたちが人間の回りを自由に泳ぐ姿を見ていると
それだけで時間が過ごせそうです。長い説明文章も必要ありません。
癒し系のツボを押さえたとてもいい施設です。
終了直前にお邪魔したにもかかわらずMさんに施設内を案内していただき、
アシカ、アザラシの他、私んとこから運ばれたムツ、キンメモドキたちにも
再開して、いい大人が一人で「水族館」をマジ楽しんできました。
Mさん、お世話になりました。(記念品までいただいちゃって・・・)
2009年04月15日
土曜朝9:30はNCC
久しぶりにTV取材が来ました。
NCCの「トコトンサタデー」って番組です。
今回は体験でもランチでもなく「ネコマンマ」特集だそうです。
おおとり丸では「ネコマンマ」は作らないのですが
「ウチのまかないメシでよかったら作ってみようか」ということで
2品作ってみました。多分おいしいとは思いますが
リポーターのオーバーなリアクションでちょっと引いちゃうかもしれません。
尚、この2品は販売予定は今のとこありませんのでご理解下さい。
学校休みの取材は初めてだったので見学に来た下の息子は興味津々、
しかも誰に似たのか(父親?)出たがりで、ディレクターにお願いして
出してもらいました。(当然、カットだと思います)
多分、数分のオンエアーだと思いますが乞うご期待・・・
2009年04月14日
金比羅神社春の大祭
先週の金曜日です。
今年も、この季節がやって来ました。
一年で一番、体を酷使する金比羅祭です。
権現山の中途半端な中腹のため
車道から石段をかなり登った場所にある社での神事です。
私が二十~三十代前半の頃は宴会もこの神社でやっていたので
お供え物、飲み物、食べ物を何往復も運んでいました。
最近は、さすがに主催する青年部も壮年部化で宴会だけは漁協でやってます。
参列者もまた高齢化で「今年は、〇〇がこんやった」、「〇丸は最近、膝の痛かっちゅう」
と、減少気味ではありますが「達者か漁師」はここまで登ってきています。
この年寄り達の為にも、いえいえ、自分の大漁祈願の為にも
足腰が続く限り何回も登らんばな~と思ってます・・・
この後の宴会では、年寄りたちの元気かこと・・・
登った直後は青い顔をしてたのに
焼酎が入ると真っ赤な顔していつまでも飲んでました。
「お前達はま~だ死なんバイ!」
(※野母弁で「お前」は敬語です。)
2009年04月05日
ブンブク茶釜
4月1日のアップはみなさんの反応がビミョーでした。
「えっ!うそっ!マジで・・・」そんなコメントを期待したのですが・・・
根が正直者?なのでウソは下手です。
(「山猿」さんに「コレが一番上手なウソだニャ」とつっこまれそうです)
また一年考えます・・・
今日もウニ系のアップです。
昨日、定置網に未知なる生命体が入りました。(なんでも入ります)
毛深いカブトガニの子供?って思いましたが、
その毛の一本一本が動いて移動しているじゃありませんか!
早速、カメラに収め重たい添付ファイル付きメールでペンギン嬢へ、
「ブンブクと言うウニの仲間ですよ」って返事をもらいました。
ちなみに口は体の下におしりは横にあります。
ムーディー博士のいなくなったペンギン水族館でなかなか頼りになります。
始めて見ましたが未知ではなかったみたいで
まだまだ知らない事ばかりです・・・
2009年04月01日
もうすぐ、解禁!
早いもので今年ももう4月です。
暖かくなると野母の年寄り達は旬の食材を求め
野山や磯に繰り出します。
山のツワ(ツワブキ)に始まり、磯のアオサ、オゴ、そしてウニです。
ちょうどこの季節はお腹にたくさんウニを抱えたアジが岸近くに寄ってきます。
春は干満の差が大きいので干潮時に磯に行き
潮溜まりに取り残されたアジを捕まえお腹のウニを取り出します。
夜遅くまでかかり内臓などを取り除き塩をふって容器に詰め、「野母んウニ」の完成です。
野母崎のウニは「野母んあじ」のような大型のアジが多いので
出てくるウニも質がよくしかもアルコールなど使わない
塩ウニなのでとてもおいしく評判が良いようです。
画像は今日(4月1日)に定置網に入ったアジです。
もう、お腹の中には溢れんばかりのウニが詰ってました。
今年のウニの出来もかなり期待できますが
まだ解禁前なので口に入るのはもうしばらくお待ち下さい。
(ウニ漁は漁協の許可を受けなければいけません)