2008年11月19日
おおとり丸(の魚)in福岡
福岡進出の続き・・・
タチウオがマリンワールドの水槽で元気に泳いでいます。
おおとり丸から運ばれたタチウオです。
マリンワールドのお二人の苦労のたまもの、
華やかな水族館の舞台裏の大変さを見て余計にきれいに見えます。
それにしてもキレイです。魚なのに研ぎ澄まされた日本刀みたいです。
私も普段は太刀魚が泳いでる姿を横から見ることはありません。
いつもは刺身、塩焼き、なんかにしていましたが、鑑賞でもいけるじゃないですか!
福岡にお住まいのみなさん、今なら生きたタチウオが見れますよ
80匹のタチウオ・・・圧巻です。
ぜひ、マリンワールドへ行ってください。
画像提供は「マリンワールド」でした。
(もちろん私はまだマリンワールドは行ってません)
も〇さん、事後承諾ですいません・・・
2008年10月05日
分身の術
イケスの中の1匹のイセエビ、「よしよし、元気に生きてるな!」
・・・そして30分後・・・
なんと2匹になっているじゃありませんか。
まるで「ポ~ケットの中の~ビスケット♪」状態ではありませんか!
もちろんイセエビなどの甲殻類は脱皮して成長することくらい
小学生の頃から知っていましたがこれほど見事に脱皮するなんて・・・
みなさんはどっちが中身でどっちが抜け殻かわかりますか?
ヒントは触覚です。
ちなみに脱皮したばかりのイセエビは殻も柔らかく
丸ごと油で揚げると全部食べられる「ソフト・シェル・イセエビ」
珍味中の珍味です。
その行方はまたのちほど・・・
のもざき伊勢海老まつり、終わっちゃいました。各協賛店も伊勢海老料理終了みたいですが
おおとり丸では生産者の強み、まだまだ伊勢海老料理やってます。
(当分、お値段据え置きでがんばりますがイセエビの相場しだいではご相談ということで)
画像、左側が中身の脱皮して柔らかい本体です。
硬いはずの触角が曲がってるでしょ・・・
ウチの奥さんは見事に引っかかりました。
2008年10月04日
シマダコ(補足)
シマダコです。なぜ補足?
実は記念すべき第八回目のエントリーで登場しました。
まだ、デジカメを買う前で携帯からの投稿で、文章も無く
つまらん投稿でした。(あぁ~若かったんだな~)
さて、タコノ話でしたね、このタコ、世界中に分布していて
マダコよりも食べられているとのこと・・・
サイトによっては「日本では食べていない」なんて説明しています。
でも、意外と知らずに食べているみたいです。
輸入されるたこ焼き用のタコに多く使われているそうです。
もうすぐ始まる「長崎くんち」の出店でもシマダコ使われるのでしょうか。
ムーディー博士によるとこのシマ模様?夜は光るそうです。
よ~く見ると白いとこ青く光ってます。
2008年09月12日
シラヒゲウニ
刺し網を始めて気になる生き物がちらほら・・・
その中の一つ(1種類)、シラヒゲウニです。
魚をとりにやって来たペンギン水族館の「ムーディー」によると
「シラヒゲウニは食用で南の方でよく食べられていますよ
検索するとたくさん出てくるかも・・・」とのこと
試しにパソコンで検索すると、関連サイトがけっこうあるじゃないですか
奄美地方では貴重な水産資源で近年量が減っているとか
中には熱帯魚販売サイトで一匹1400円!!・・・すごい!
刺し網で毎日のようにかかるので新たな水産資源かも・・・
でも、奄美のように乱獲でいなくなるといけないので
他の人にはだまってよ・・・
2008年09月09日
アカハタ
久しぶりの魚です。っていうか更新自体も最近少ないとお叱りを受けます。
みなさんお察しの通り定置網に入る魚がそろそろ出尽くしました。
でも、今年から刺し網(イセエビ網)も新たに始め
沢山のイセエビ(ちょっと見栄)にまじりけっこう魚もかかってます。
また新たな魚シリーズの始まりです。
さて、この魚、アカハタです。刺し網ではけっこうポピュラーな魚らしく
先輩方は珍しくなさそうでした。
ハタの仲間らしく刺身、湯引きはサイコーでお客さんも
「これ、なんて言うさかな?」って聞いてきました。
まだまだ野母崎の海はいろんな魚がいるみたいです。
つづく・・・
2008年08月24日
ぼく、はぐれちゃったの・・・
ぼく、スジコバンっていうの。
いつものコバンザメよりスマートでウチワみたいなシッポがキュートでしょ。
普段は大きな魚にくっついて暮らしているんだけど
定置網に迷い込んでくっついていた大きな魚とはぐれちゃったんです・・・
一人になっちゃうと不安で死にそうです。
おおとり丸の船長、海へ返してくれてありがとう
今度は迷わない大きな魚をさがしてくっつきます・・・
な~んてホントは「はよ逃がせさ~こんちょ~憶えてろ!」って言ったかも・・・
2008年07月13日
デカイ、サヨリ・・・?
梅雨が明けたとたん晴天が続き
溜まってた定置網修理に没頭しています。
おかげで顔の色だけはハワイ帰りのサーファーみたいです。
定置網に珍しくサヨリが入りました。
網の中では「あっ、サヨリだ。珍しいな」でしたが
手に取ると「デカッ!」比較に缶コーヒーを並べてみました。
夏は入る魚が大きくなる傾向ですがサヨリまで大きくならなくても・・・
でもコイツがサヨリかどうかは???です。
図鑑で見るサヨリとは胸ビレの長さが違うようです。
もちろんダツじゃありません
種の断定ができないので試食は無しでした。
2008年06月13日
梅雨です。
梅雨に入りました(ちょっと遅いか・・・)
約一ヶ月ジメジメした日が続きます。
漁には雨は影響ありませんがこの時期特有の早い潮流に苦労しています。
魚の獲れ方も日によってばらつきがあり前の日が少なくても
次の日は大漁だったり量が読めません。
画像はトビウオが大漁だった日、(どうせブログにアップするなら大漁の画像を)
今日はハガツオが大漁でした。トビウオはすり身加工(かまぼこ)の原料になり
人の口に入りますがハガツオはサイズが小さかったので養殖魚の餌となりました。
せっかく入ったハガツオ達、カツオ類は定置網に入ると逃がすことが出来ないので
大きくなって入ってくれ~!
2008年05月28日
当たった~!(下一桁)
先日、長崎新聞の記事に対馬の定置網にマグロが大漁だったと
ありました。関係者曰く「まるで宝くじに当たったみたいだ」と・・・
潮流のコースの変化によるものといわれています。
今日は私んとこの定置網にも小さいやつが入りました。
「まるで下一桁が当たったみたいだ」・・・
最近では野母近海で大きなマグロが跳ねている目撃情報
が多数あります。近々うちにもジャンボの一等が当たる日が来るかも・・・
2008年05月10日
ムラサキウニ
野母崎の春の海はおいしいものがたくさんです。
しかも、老若男女だれでも獲ることができます。
(物理的にです。実際は許可が必要です)
海藻類、ミナ、そしてウニです。
画像はムラサキウニ、野母で「ガゼ」と呼ばれています。
潮時は黙っておれずお客さんを店に残し「かぁちゃん、後はたのむばい」って
私だけが知っている場所へ。大きなウニが一列に並んで「獲ってくれ~」と言わんばかり
10分くらいでバケツ二杯くらいでしょうか、(身はわずかですが)
きれいに身を出して塩を振って水切り
日本一高価な(ゑびす丸ブログによると)塩ウニの出来上がり!
これで今夜は一杯やろうかな、しかしウチに持ち帰るとウニ好きの娘の餌食に・・・
ウニにごはんをのせて食べてました。
野母崎に住んでると少々価値観にずれがあるみたいです(くやし~)
2008年05月03日
ミズイカ、あがってます。
海の中でベビーラッシュが年2回あります。
ボラなど(卵巣がからすみの原料)秋に産卵する仲間、
タイ(桜鯛)やクロ(メジナ)など春に産卵する仲間。
魚類ではないのですがイカ類も春に産卵します。
産卵のために岸近くの藻場へやってきて定置網に迷い込んできます。
この時期は大きな個体が多く1~2キロは当たり前、
中には3キロオーバーのミズイカもいます。
イカの一生は一年といわれてます。春に米粒大の卵が
1年後には3キロ以上になるのですから驚異的です。
事実、食欲も旺盛でイカの養殖(中間育成)でイケスに入れると
餌をやってるのにもかかわらず共食いしてしまいます。
それでまだイカの養殖(中間育成)が成功したというのは
聞いていません。でもそのおかげ?でミズイカはすべて天然物です。
今日もおおとり丸のお刺身にはミズイカが入ってます。
なんだか宣伝になりましたがどうぞお越し下さい!
2008年04月22日
海の上に山?
編集で拡大したので荒い画像になりました。
大海原の一部に鳥が群れています。
小さな魚(イワシなど)の群れを
大きな魚が取り囲み逃げ場を失った魚が海面に上がってきます
そこを鳥が捕まえているわけでそんな状態を「鳥山」と呼んでます。
大きな魚がいる目印となるので「マギリ(野母式トローリング)」
をやっている船は「鳥山」を見つけながら引いていきます。
ベテランの漁師は「鳥山」を見ただけで魚種や群れの大きさまで分かるそうです。
この画像を撮った後、イルカの群れが通りました。
その群れの大きさは私でも分かりますが・・・
(ジャンプするので見えてるって)
2008年04月18日
今度こそ・・・
今度こそ、リュウグウノツカイの赤ちゃんです。
今日、定置網に入りました。とりあえずイケスに入れましたが
航海中、排水口に頭を吸い込まれ無残な姿になってしまいました。
2006年5月16日のエントリーでリュウグウノツカイ疑惑の魚をアップしました。
(この魚は「フリソデウオ」だと4号さんが調べてくれました)
コイツはまさしくリュウグウノツカイでしょう。
天変地異の前に現れるといわれてますが
最近の海は毎日が天変地異みたいです。
勢いでここまで書きましたが誰かコイツの正体を知りませんか?
普及センターのI係長、4号さんの代わりに調べてよ!
いつもコメントで応援してくださってる大立神さんはウイルス侵入で
パソコンが使えないそうです。ウイルスには漢方は効かなかったみたいです。
コメントが少ないのでなんだか寂しい今日この頃です。
2008年04月01日
逃がした魚は大きかった・・・
今朝、定置網操業中に「バシャ!」っと水音、
振り返ると上半身は人間、しかも裸の金髪女性!
でも下半身はウロコに覆われた魚、なんとも奇妙な生き物でした。
逃げ出したのでとっさにデジカメを水中に入れて(私のデジカメは防水ハウジング付き)
撮影しました。捕まえて観賞用にウチで飼いたかったのですが
奥さんが反対するのでそのまま逃がしました。いや~惜しかった。
おおとり丸の企画の時、約4年前から色々と力になってくれた
「4号」さんが転勤になりました。多分このエントリーは
県北水産業普及指導センターのパソコンで見ていることでしょう。
「4号」さんがいなければおおとり丸は存在しなかったと思います。
今までほんとうにありがとうございました。
悲しい別れですが係長昇格の御栄転なので笑顔で送りたいと思います。
偉くなっても漁師の私とお話してくださいね。
2008年02月21日
桃栗三年牡蠣一~二年
柿の種、いや、ホタテの殻に付いた牡蠣の種苗(赤ちゃん)です。
最近では海の中に吊るすだけで漁獲できるカキ養殖、
漁家の副業であっちもこっちも盛んに養殖しています。
供給過剰になってやしないかと4号さんに聞いてみると
それよりも需要が多くカキが足らないそうです。
それならば私も”いっちょうしてみっか”・・・
脇岬の「ヨシキ」にちょっと分けてもらっておおとり丸の前に吊るしてます。
持つべきは気前のいい同級生です。
早く大きくなるようなら来年からたくさん養殖しようと思います。
カキは肝臓にいいそうで、これで安心して酒が飲めます・・・?
2007年11月08日
カライワシ
コイツもまた珍しく定置網に入るのは2回目です。
顔はカタクチいわしにそっくりだけど大型で
コイツは1メートル位でした。
当然、食べたことはないので味については語れません。
図鑑によると太平洋に広く分布しているとのこと
世界中で釣れているようです。
小骨が多く唐揚げなどにすると何とか食べられるようです。
乗組員のおじさんが「食べてみっけん」と言って持って帰りましたが
翌日、その後のことを語ろうとしませんでした・・・やっぱり・・・
2007年11月01日
ちょっとマンタ!(タンマ)・・・くっ苦しい
長崎では珍しいエイが入りました。
さっそく、ペンギン水族館に連絡すると
「それ、イトマキエイ?それともオニイトマキエイ?」って・・・
えっ、イトマキエイって2種類いたの? 通常オニイトマキエイのことを
マンタと呼ぶらしいのです。だから「ちょっとタンマ」なのです。
大きさは幅が2メートルくらいでしょうか、
逃がそうと思いクレーンで吊ったら仰向けになりこんな画像です。
人の力では起こすことが出来ません
でも無事(かすり傷はありますが)もとの海へ帰っていきました。
コイツってどっちなの誰か教えて!
ちなみに水族館の水槽には大きすぎて入らないそうです。
2007年10月13日
コイツも「センタロー」
ジャノメガザミです。
タイワンガザミ(アオセンタロー)同様、野母港内(浦ん中)
で捕まえました。三つの点があるので野母んもんは「ホシセンタロー」
なんてテキトーに呼んでいます。タイワンガザミより味は落ちると
言われていますが、蒸して食べると負けず劣らず美味しいですよ!
ある本のコラムに「カニを茹でるのは愚か者の行為だ!焼くか蒸すかだ!」
なんて書いてありましたが 身と味噌汁、二度味わえるので
それもオッケーだと思います。私は蒸したけど・・・
お知らせ:明後日15日から18日まで視察研修の為、お休みします。
去年の徳島県上勝町に続き栃木県の山の中です。
「水産業に関係あるのか!」って意見もありますが
漁業の枠にとらわれず地域活性のヒントを求めて
行ってきます。もちろん相棒は4号です。
2007年10月02日
ムロアジ
ムロアジ・・・だと思います。
網の中で泳いでいる時は体の横にブルーのラインが入ってたのに
イケスの中に入れてしばらくすると黄色のラインに変わってました
黄色のラインだとムロアジでブルーだとクサヤモロだそうです。
(撮影時はもちろん生きてます)
まさか時間で種類が変わる魚でしょうか?
身が赤く刺身ではビジュアル的によくありません。
塩焼きや干物に利用されているようです。
ちなみにくさやの干物を一度食べたことがありますが
地方によって食文化の違いに驚きました。
野母崎産の私には強烈でリタイヤしちゃいました。
2007年08月05日
マナガツオ・・・多分・・・
久しぶりのエントリー、しかも魚ネタ、
みなさん、おおとり丸は健在です!
サボっている間、ペーロン選手権
(のもざきおなごペーロン優勝おめでとうございます)があり
、「ながさき型創出事業実績発表」(発表者は私)があり、台風5号がやってきたり
いろんなことがありました。
それでは本題です。今日、入りました。マナガツオ・・・だと思います。図鑑、魚屋で見る
マナガツオとひれの形がちょっと違う見たいです。
巻網船経験のある乗組員のオジサンに聞いてみるとやはり
食べたそうな顔で「マナガツオに間違いない」と言ってました。
それもそのはず、鮮度のいいヤツは刺身で絶品で
市場でも高値が付いています。
今回、入ったのはコイツ一匹なので市場に送るわけもいかず
乗組員のオジサンの「シャー」にもならず、
私が頂こうと思います。
久しぶりの文章なので長くなっちゃいました。
2007年06月16日
大物!
ハンマーヘッドシャークに続き、漁協クレーンの登場です。
50㌔のキハダマグロです。2~3日前に三和の定置網に6匹
入ったそうですがその群れとおんなじマグロと思われます。
「マグロ一匹で大儲け」と言う声が聞こえてきそうですが
大消費地に遠い長崎ではこんな大きな魚の評価は低く
「流通の途中で誰かがどこかで儲けている」と言うのが根強く残っています。
コイツも例外なく誰かに儲けさせました。
今度入ったらおおとり丸で解体ショーをやりたいと思います。
2007年05月31日
死闘の末に・・・
ハワイのカジキ釣りの後の記念写真みたいな画像です
今日、定置網に入ったシュモクザメ(ハンマーヘッドシャーク)です。
以前、紹介したやつのお母さんでしょうか、かなりの大物です。
体のわりに小さい口ですが歯はやっぱり鋭く
かなり網を切られました。
格闘している時は手が離せないのでシャッターが押せなかったので
生前の姿を収められなかったのが残念です。
海水浴シーズンを前に大物を捕まえて
安心して海に入ることが出来ます。
2007年05月09日
魚です・・・
定置網に入った魚です。
南方系でしょうか、初めて見ました。
名前も調べましたが分かりませんでした。
そういうわけで今回は多くは語らずに
水産専門県職員にバトンタッチしたいと思います。
4号さんではなく「ホクレア号」を見て異常に興奮していた
(別の意味で5号の称号を与えたい)○○君お願いします。
2007年04月26日
ササノハベラ
たくさんいるベラ科のササノハベラです。
防波堤、その辺の岸壁で釣りをする人には
一番よく見る魚ではないのでしょうか
釣り針をどこへ落としても食いついてきます。
口は小さいのに「どうやったら掛かるんだ」って思うほど
大きな針に掛かってきます。貪欲な魚なんでしょう。
野母崎では軽く見られがちな魚ですが
刺身、煮付け、塩焼きまたはそれで味噌汁、と貪欲な人も
満足させる味です。「雑魚中の雑魚」、「キングオブ雑魚」ですね。
5月は都合により月曜日定休日に加え
5日、13日、27日お休みさせていただきます。
2007年04月24日
シーラカンス?
いえいえ、マツダイという魚です。
「そういえばこの魚、たまに定置網に入るなぁ」
ってくらいの魚です。見かけは古代魚に似て不思議な魚ですが
存在感がありません。それもそのはず、ふだんは枯葉のまねをして
流れ藻に付いています。
味ですが、そういえば食べたことなかったなぁ、
最後まで存在感がありませんでした・・・
ちなみに画像の中の魚が右向きなのは左手で生きた魚を押さえて
右手でデジカメのシャッターを押すからです。
長い間疑問に思った方もいるのでは・・・
2007年04月01日
クロホシイシモチ
ここ1~2週間で一番たくさん入る魚です。
ネンブツダイによく似ていますが後頭部と下唇の
ホクロ(?)で見分けが付きます。
良質のスリ身原料になるのですが手が掛かりすぎて
商品価値は低いようです。ならば、養殖の餌にと思うのですが
浮き袋に空気が入ったまま死ぬので撒いても沈まず、ほとんどトンビに
獲られて魚の口には入りません。いい利用方法はないのでしょうか
イシモチ・ネンブツダイの仲間は小さくて赤いので
よく「金魚」と呼ばれています。まるで本物の金魚みたいです。
2007年03月29日
アオイガイ
コイツを見てると「タコと貝は同じ仲間なんだなぁ」って
改めて思います。定置網にフラフラとたまに入ってきます。
各地の海岸によく打ち上げられていますが野母崎は
波が荒いからでしょうか泳いだやつしか見たことはありません。
殻の形が葵の葉に似ているからこの名前、
他に見た目通り「カイダコ」、学名はギリシャ神話に出てくる
船の名前に由来して「argo」、きれいな殻なので飾りにいいのですが
紙みたいに薄い殻なので忙しい船の上でいつも割れちゃいます。
2007年03月22日
お待たせしました。チンチンギャーです。
おそらくコイツをチンチンギャーと呼んでいるのでしょうか?
「タカジリミナ」「サンカクミナ」などいろんな名前で呼ばれています。
茹でると身が奥に入り見えなくなるので貝殻の入り口付近を
少し叩いて(トントン?チンチン?)穴を開けて身を取り出すので
チンチンギャーと呼ばれるのではないでしょうか
各地で磯焼けの原因の一つということで駆除の対象となっていますが
とんでもない!立派な資源ですよ!見かけ通り身も大きく食べ応えがあり
味もサイコーです。茹で方しだいでは身が外に出たまま茹で上がり
食べやすくなります。
長崎市三重地区ではタチウオ釣りの釣り針で上手に身を出して佃煮にしていました。
2007年02月21日
ショウジンガニ
世界で2番目に美味しい(当社比)カニです。
もちろん1番目はセンタロウです。
私達は「ハマガッセー」と呼んでいましたが
世代や地区によって呼び名が違うみたいです。
磯が遊び場だった少し前までの野母っ子が一番多く目にしてきた
カニではないでしょうか。ハコフグで練習した「ホコ」を
コイツで実践していました。なかなかすばしっこくてよくホコ先を
岩で潰していた記憶があります。
磯の成果、ミナといっしょに茹でたり味噌汁で食べたり、美味かったなぁ・・・
2007年01月12日
左平目に石鰈
イシガレイです。定置網にはヒラメのほうがたくさん入り、
カレイ類はたまにしか入りません。
コイツは背中(何処?)にゴツゴツした骨盤があり名前の由来になっています。
わりと大型で西日本では一番大きくなるカレイだそうです。
旬は産卵期の秋~冬にかけて、まさに今の時期です。
大きな卵を抱えていました。抱卵している魚を獲るのは
気が引けますが旬なので美味しくいただきます。
2007年01月09日
大物!
久富さんの刺し網にかかった巨大なハモです。
まるで手足の無いワニのようです。約16㎏の大物です。
一緒に写っている中島君が小さく見えます。
ハモと言えば湯引きやお吸い物でなど関西方面で上品な料理の
イメージがありますがさすがにコイツは大きすぎて町内の蒲鉾屋に引き取られていきました
上品な料理になるには無理があるようです。
2006年12月26日
カタクチイワシ
一昨日よりカタクチイワシが入っています。
ただ入って泳いでいたらいいのですが網の中の大きい魚に追われ
行き場を失い網の目に刺さっています。かなりの量です。
これが厄介で網は重たくなるしイワシの脂でデッキの上や網を握る手は
滑るしたいへんです。魚を外そうと網を振ると顔中ウロコだらけです。
昨日、目にもウロコが入り取れなくて先ほど奥さんに取ってもらいました。
丸一日以上ぼやけたコンタクトをはめていたみたいで取れたときはまさに「目からウロコ」でした。
魚辺に弱いと書きますが、数の力は強いです。毎日きゃ~なゆるばい!
2006年12月19日
アラを食え(クエ)
クエです。九州地方ではアラの名前が馴染み深いのでは。
刺身、湯引きはもちろん鍋の美味しさは有名です。
先週の金曜日、ある団体が忘年会にどうしてもアラ鍋が食べたい!
と言うので長崎魚市から取り寄せたばかりでした。コイツは昨日網に入ったものです。
今日忘年会なら新鮮な活き物を食べられたのに・・・
魚類ではわりと高価安定で取引されています。(国産マグロは別格です)
取り寄せたアラも高かった~(ウン万円でした)
2006年12月09日
ソデイカ(推定10kg)
冬になってくると各地の港に現れる巨大なイカ。
近所の人に簡単に捕まえられて新聞などに取り上げられます。
簡単に捕まえられるので野母崎では
「バカイカ」と不名誉な名前が付いています。
身は硬く味もないのですが不思議と冷凍→解凍すると柔らかくなり甘味も出てきます。
まぁ保存に便利なお寿司屋さん大助かりなイカってことですね。
コイツはこの後、このイカをはじめて見た乗組員が私の忠告も聞かず
船上に上げようとしてその大きな体でジェット噴射みたいに
海水を浴びせられ大変な事になってました。
2006年12月08日
カラスエイ
珍客です。カラスエイと言います。
名前の通り全身真っ黒、裏まで真っ黒です。
長崎大学水産学部、山口先生によるとコイツは
暖かい海に棲み表層を泳いでいるそうです。
あまり人目に付くことはないそうで、私もはじめて見ました。
「えっ!12月に暖かい海の魚?」と思いでしょうが12月はまだ海の中は
20℃以上で暖かいんですよ。泳ぐ気にはなれませんけどね。
2006年10月28日
涼しくなると死滅回遊魚が心配です。
ツノダシの稚魚だと思われます。
あんまり小さくて確定はできません。
死滅回遊魚といえば冬が来て水温が下がると寒さで
死んでしまうそうですがコイツはまだ小さいのにとんでもないところ
に流されてきたものです。映画「ファインディング・ニモ」では
歯科医院の水槽の中のリーダー「ギル」役でした。南の海で
暮らしていたらあんなに大きくなれたのに・・・
2006年10月10日
コイツも痛い魚
ゴンズイ、見た目通りナマズの親戚、
コイツの稚魚の群れはその密度の濃さからゴンズイ玉と呼ばれています。
子供の頃から今まで一番多く目にした魚ではないでしょうか。
泳ぎに行っても、センタロウ突きに行っても、コッパクロ釣りの時も、
ぼんやり海を見ているときも、いつもゴンズイが泳いでいたような気がします。
背ビレと胸ビレに毒針があるのでいつもすぐ捨てて(逃がして)いたのですが
一昨年、千葉の館山に視察研修に行った時、名物として食べていました。
初めて食用魚だと知りました。それから変○1号が調理したので食べたのですが
想像していたよりは美味しかったですよ。
野母では「ハチウリ」と呼ばれています。見た目が爬虫類みたいだからでしょうか?
エントリーはこいつで203種類です。
2006年10月03日
吹いてはいけません。
ホラ貝に似ていますがコイツはボウシュウボラ、
イセエビ漁の網によく掛かってきます。
本物のホラガイより小さく30cmもあれば大きな方でしょう
殻を割り身だけをよく水洗いをして刺身又は湯引きで食べます。
コリコリしてけっこう美味しいですよ。
でも、内臓にテトロドトキシン(フグ毒)があるので食べてはいけません
先々週、台風で休み、先週、視察で休み、
今度の日曜日8日、野母の地区民体育祭でお休みします。
ご迷惑をおかけします。なんせ分団長なもんで・・・
2006年09月29日
青シェンタロー
野母崎産なのに、タイワンガザミといいます。
この辺のカニの中では大型でコイツはハサミを広げると67cmでした。
子供の頃、野母の港の中に沢山いて夜、懐中電灯とホコを手に
獲りに行ったものでした。港の護岸も整備され最近ではすっかり
見なくなりました・・・実は護岸が整備され浅瀬がなくなって
見えなくなっていただけでした。まだ野母の港の中には
かなりのガザミがいるみたいです。港内は家で食べる以外の
漁は禁止なのでしばらくは大丈夫でしょう。
肝心の味ですが誰が何と言おうとも世界一です!
やっぱり、野母の「シェンタロー」は美味かったバイ!(過去形)
2006年09月13日
不思議ダコ
ムラサキダコです。大きなマントを広げて泳いでいるみたいです。
その姿はまるで悪魔の使い(見たことないけどイメージで)と言いたくなります。
でも弱々しく泳ぐスピードも遅く手で持ち上げただけでそのマントは
ちぎれてしまいます。
画像のコイツはメスでオスは3センチくらいにしか大きくならないそうです。
最近のオスは海でも家の中でも小さくなってます。
ちなみに茹でても水っぽく美味しくないそうです。
2006年08月31日
ムラサキイガイ
どこの海岸でもよく見かけます。
ムール貝の名前の方が有名ではないでしょうか。
こいつは定置網のアンカーロープ付いて大きくなったやつです。
あんまり大きくなりすぎると網が沈んでしまうので年に一度取り除きます。
パエリアやブイヤベースには欠かせない貝ですがもともと外来種で
明治から大正にかけての外国航路の発達で船にくっついて
フランスから日本にやってきたそうです。
先日、予約のお客さんに三ッ瀬で獲ったムール貝入りのパエリアを作りました、
なかなかGoodでしたよ。
お吸い物やバター焼きなんかもおすすめです。
2006年08月25日
タツノオトシゴ
かっこいい名前です。私が辰年なので竜、ドラゴンなどは大好きです。
でも、名前とは違い弱々しい魚(コイツが魚だって知らない人もいるそうですが)です。
よく今まで生延びたとおもいます。繁殖のしかたに秘密があり
お腹の中で卵を孵す卵胎生です。しかも卵を抱えるのはオスだそうです。
その様子は何の苦もなく生まれるようなので安産にも例えられ
よく乗り子のオジサンたちが娘のお守りにと持って帰ります。
海外では竜ではなく顔が似ているのでシーホース(海の馬)と呼ばれています。
ちなみにヒトの脳にある記憶を司る器官を「海馬」と呼びますが
その形がタツノオトシゴに似ているからだそうです。
私は食べたことがありませんが漢方薬になる種類もいるそうです。
そうですよね、大立神さん・・・
2006年08月23日
琴には聞こえないけどなぁ
コトヒキです。シマイサキとそっくりです。
まとまって入ったことがないのであまり大きな群れではないようです。
白身でわりと淡白な味です。
名前の由来ですが、船の上に上げるとグーグーと鳴きます。
きっと名前を付けた人が琴を弾く音に聞こえたのでしょう。
それでコトヒキだそうです。
聞きようによっては初心者のバイオリンに聞こえなくもないけど・・・
(シマイサキもまだアップしていませんでしたね)
2006年07月25日
死滅回遊魚Ⅱ
波間に漂う木の葉・・・ではありません。
ナンヨウツバメウオの幼魚です。
台風通過の続いたシケの後ゴミや流木などが野母崎の
海岸にたくさんやって来ました。特に流木はニュースに取り上げられるくらい
大きなものが漂流してきて夜は危なくて航行できないくらいです。
でも、よく見ると流木の影に寄り添ってこんな珍しい魚もやってきます。
おそらく南の海から台風のうねりに運ばれてきたのでしょう
小さいのに長い旅をしてきてみたいです。
でも、死滅回遊魚なので冬になると死んでしまいます。
2006年07月23日
フグといえば
トラフグです。みなさんにとって一番なじみの深いフグではないでしょうか
でも、類似品が多く実際はめったに口には入っていないと思います。
野母崎の海域にはあまり生息していないのでしょう。
定置網漁、フグ籠漁、フグ延縄漁、いずれもキンフグが多いようです。
フグといえば下関が有名ですが実は長崎が養殖フグの生産
日本一なんです。ホルマリンでイメージダウンしましたが
フグとアサリのチクり合いだったので気にせずにいましょう
ちなみに養殖フグは網を食いちぎるので歯を切っちゃいます。
そう、画像のコイツのように歯があるのが天然です。
全国ペーロン選手権大会 女性の部「野母崎おなごペーロン」チーム
四連覇!おめでとうございます。
投稿者 miura : 13:49 | コメント (5) | トラックバック
2006年07月06日
コロダイ
以前、紹介したコショウダイに似ています。
こちらの方が大きくなり味もいいみたいです。
春にコショウダイが入り、いなくなるとコロダイが入ってきました
似ているのですが回遊する水温帯がちがうのでしょう。
正面の顔はやっぱり「つのだ☆ひろ」にそっくりです。
投稿者 miura : 15:14 | コメント (2) | トラックバック
2006年07月04日
へ~っ
今までたまに1~2匹入って「この魚、なんて名前だろう」って
でも漁獲上あまり重要でもないので見過ごしていました。(美味しくなさそうだから?)
ギマといいます。野母崎の人でも定置網関係者以外は
見たことは無いでしょう。カワハギに似てとても美味しいそうです。
今度、食べてみようと思います。最近、「珍しい魚ばかりアップして
ネタ切れ?」って声が・・・いえいえ地球温暖化が進むかぎりそんなことはありません
投稿者 miura : 16:36 | コメント (2) | トラックバック
2006年06月29日
安産祈願
ウミタナゴです。数は多くないですがたまに入ります。
正直、あまり美味しくなさそうなので食べたことはありません。
いつもさよならでした。こいつはエイやタツノオトシゴなどと同じ
卵胎生で親と同じ姿の子供を生みます。
何の苦労も無く生む姿を見てある地方では安産祈願のため
妊婦に食べさせているそうです。
こんなに縁起のいい魚だったんだ!今度食べてみよう。
(私が食べても意味ないか)
投稿者 miura : 15:10 | コメント (1) | トラックバック
2006年06月23日
季節はずれの鍋の主役
キアンコウです。口の中に模様があるのがアンコウで
模様の無いこいつはキアンコウといい、アンコウより大きく成長します。
けっこう獰猛で大きな魚も丸呑みしてしまいます。
海面を泳いでるカモメを襲って食べたという記録もあるくらいです。
味はどちらも大差ないみたいです。
鍋の季節だと主役になれるのですが今日入ったこいつは
昨日の私みたいに味噌汁の具という脇役になりました。
投稿者 miura : 13:04 | コメント (1) | トラックバック
2006年06月07日
オキエソ
スマートなエソと比べかなりズングリしていて少し派手です。
名前の通り沖合いの砂地に棲んでいてたまに迷い込むのでしょう
定置網に入ってきます。砂の中に潜り近づいてきた小魚を食べるそうです。
コイツも水揚げ→魚市→蒲鉾工場→蒲鉾→お店というパターンなので
この姿が一般の人の目にとまることはないでしょう。
投稿者 miura : 14:06 | コメント (3) | トラックバック
2006年05月18日
あっちはコチ、こっちはイネゴチ
イネゴチです。網にコチが入ったのですが
よく見るといつものコチと顔がちょっと違う・・・
お目々パッチリでお肌もツルン!調べてみるとやっぱり違う種類でした。
あまり大きくなかったので本家のコチの方が美味しいだろうと勝手に
思い込み記念撮影の後、さよならしました。
投稿者 miura : 14:06 | コメント (0) | トラックバック
2006年05月17日
隠れた珍味
オニサザエ、野母崎では「イゲミナ」イセエビ漁の網に掛かってくるので
だいぶ深いところに棲んでいると思われます。
コイツは昨日、干上がった磯で見つけました。
サザエと名前が付いていますが別の種類でしかもサザエは草食に対して
肉食だそうです。茹でると柔らかくサザエなんかよりはるかに美味しいと思います。
各地で激減しているそうですがもともとたくさん獲っていたわけではなく
原因はオスがオカマになっているからだそうです。
それでも元の原因は人間ですね。
投稿者 miura : 16:02 | コメント (1) | トラックバック
2006年05月16日
リュウグウノツカイ?
銀色で平べったい体に赤いヒレ、まさしくリュウグウノツカイではありませんか!
こいつが来ると天変地異の前ぶれだと言われてるけど・・・
んっ!ちょっと小さいぞ、もしかして稚魚?
今まで、一年に2~3匹入ってましたがべつに天変地異はありませんでした。
ホントの正体を水産専門県職員さん、お願いします。
最近、スパムコメントと呼ばれる業者の書き込みがあります。
海外のギャンブルサイトからのようです1日に50件以上書き込みがあり
一生懸命削除していますが、気が付かないときもあります。
くれぐれもコメントの中のHPアドレス(特に英文のコメント)
をクリックしないようにお願いします。
投稿者 miura : 16:37 | コメント (1) | トラックバック
2006年05月11日
春刀魚・・?
季節感の無いヤツです。今日、5月11日に入ったサンマです。
数は少ないですが以前から野母崎の定置網にも入っていました。
もっとも秋刀魚という字を書くくらいなので秋~冬のことでしたけど
北の方で獲れるヤツよりも極端に脂ののりが悪く焼いて食べても
美味しくありません。刺身にするとまぁ食べれるかなというとこです。
主に一本釣りの餌、養殖魚の餌となります。
本場、北国のヤツとはずいぶん待遇が違います。
投稿者 miura : 15:40 | コメント (0) | トラックバック
2006年05月09日
スジアラ
はた科の魚でスジアラといいます。
赤い体に青い斑点、いかにも南方系の魚です。
初めて入った魚ではないのですがやはり、南方系は増えています。
九州では「ハタ」のことを「アラ」と呼び、わりと高値で取引されます。
この魚も活魚センターに引き取られていきました。
味見もしないで大丈夫でしょうか?(あまり美味しそうに見えないもんだから・・・)
投稿者 miura : 18:01 | コメント (2) | トラックバック
2006年05月06日
キビナゴ
キビナゴです。定置網の目はキビナゴの体より小さいので
網を絞りこんでいくとほとんど逃げてしまい、捕獲できるのは
ほんのわずかです。いつも乗組員の「しゃー」になります。
包丁を使わず手で開いた刺身やそのまま煮付けが一般的な
食べ方ですがしゃぶしゃぶもけっこう美味しいですよ。
鮮度落ちが早いので旬な時間は少ないようです。
目やお腹に血の付いたやつはやめときましょ
投稿者 miura : 13:51 | コメント (2) | トラックバック
2006年04月28日
ブダイ
ブダイです。こいつもまた海藻を食べるので
磯焼けの原因の一つだと考えられています。
そして一匹で彼になったり彼女になったり、忙しい魚です。
野母崎でオーガンと呼ばれ湯引き、フライ、鍋に人気があります。
アイゴとちがい磯臭さも無く白身のきれいで美味しい魚です。
それにしてもコイツ、ベジタリアンのはずなのに丸々太って脂がのって、
海藻ってそんなに栄養があるの?
おまけに虫歯だし・・・
投稿者 miura : 14:37 | コメント (1) | トラックバック
2006年04月27日
小さいけれど・・・
カタクチイワシ、その昔、野母に大きな富をもたらした魚です。
野母港の周りは全て小イワシ網(八田網)の網干し場と煮干加工場でした。
中学卒業後すぐに船に乗り、今では信じられないような日当
船に乗れない人が「しょうがないから公務員にでもなるか」なんて時代でした。
今では八田網船団はなくなり加工場も2ヶ所だけになりました。
まぁ、昔話(私の時代じゃないですよ)はこれくらいで・・・
タレ、エタリイワシなんて呼ばれていますが煮干になっても
ジャコ、カエリ、イリコと大きさによって名前が変わります。
煮干だけじゃなく煮付け、フライ、天ぷら、オイルサーディン、アンチョビ、一夜干など
いろんな味が楽しめる魚です。
あっ、そうそう、刺身も美味しいけれどたまにアニサキスがいるので注意してね。
投稿者 miura : 16:51 | コメント (3) | トラックバック
2006年04月22日
クサフグの受難
今日は、網の中にハモが2匹、一匹は巨大なハモで1.5メートル
約10キロでしたがチヌ2匹に重症を負わせ、すでにすでに他界していました。
こいつはもう1匹の小さいやつですが船上に上げても大暴れ、
クサフグに噛み付いてはなしません。
ハモに限らず海の中の長いやつはほとんどが気が荒く凶暴でおまけに
鋭い歯を持っています。ウツボ、タチウオ、ダイナンウミヘビなどです。
ウナギにだって噛まれたことがあります。
昔から滋養強壮にいいと言われているのはこの生命力ののおかげでしょうね。
今日のこいつは湯引きにして茶碗蒸しの中に入ってもらいます。
投稿者 miura : 12:51 | コメント (1) | トラックバック
2006年04月19日
顔はフレンチ・ジョーク
シタビラメです。フレンチの魚料理といえば
シタビラメのムニエルというイメージが強いのは
私が本格的なフレンチを食べたことが無いからでしょうか?
たまに入るのですがいつも和風の煮付けになってしまいます。
ムニエルくらいは出来るけどソースを知らないので
やっぱりこいつも煮付けかな・・・
投稿者 miura : 14:32 | コメント (2) | トラックバック
2006年04月14日
普通の藻ですよね。
昨日、市行政センターの秀○さんが持って来ました。
アカモクという野母崎の海岸にどこにでもある「藻」です。
大きなものになると4~5mになり、春の嵐で切れ
漂流して定置網に掛かったりスクリューに絡まったりして大変迷惑します。
「それが、奥さん、」(みのもんた風に)食べて美味しく栄養豊富でしかも
癌抑制効果もあるということです。しかも、しかも、水質改善力も
すばらしい、まさにスーパー海藻だったのです。知らなかった!
体にいいから私に教えたくて持ってきました。有り難うございます。
でも、秀○さんが食べた方がいいようです。なぜならば私より身長低いのに
体重は約0.1トンあっていかにも不健康そうです。
※癌抑制効果はおおとり丸では確認していないので保障できません。
投稿者 miura : 13:54 | コメント (0) | トラックバック
2006年04月13日
クロダイ
鯛と名前の付くやつはたくさんいるけど
こいつは色が黒いのを除けばホント、鯛によく似ています。
今の季節は真子に白子でお腹はパンパンで、身も脂が良くのっています。
かなり大型のクロダイが岸壁のそばまで群れで近づいて来るのを
よく見ます。あんまり珍しくないのですがこいつを釣るとなぜかヒーローです。
九州を除く西日本では「チヌ」と呼び、九州ではもっとなまって「チン」と呼びます。
投稿者 miura : 18:49 | コメント (3) | トラックバック
2006年04月12日
オキヒイラギ
ヒイラギといえば子供のころ岸壁からよく釣っていましたが
こいつはその頃のヒイラギとはちょっと違うな~と思い
調べてみるとオキヒイラギと言ってヒイラギよりも小型で
沖合いに生息している種類でした。
ヒレなどのトゲトゲがヒイラギの葉っぱに見えるのでこの名前ではないのでしょうか
でも、野母崎ではなぜか「シイノハ」(椎の葉)と呼ばれています。
煮付けなどで美味しかったのですが
釣って持って帰っても母は喜んでくれませんでした。
きっと小さくてめんどくさかったのでしょう。
投稿者 miura : 18:05 | コメント (1) | トラックバック
2006年04月09日
泳ぐ、1坪!
畳、2枚分はある大きなエイです。
あまりの大きさにベストショットは撮れなかったのですが
紹介したくてアップしました。
乗子の若いのがシッポをつかみ船上に引き上げようとしていますが
反対に引きづられようとしています。彼がかなうはずありません。
それよりもシッポの毒針で刺されたら大変です。
結局、網の外に誘導してエイも人も事なきを得ました。
大きかったですが今までの№2です。№1は畳4枚分(2坪)のマンタでした。
投稿者 miura : 14:58 | コメント (4) | トラックバック
2006年04月07日
「シーボルト展」
ペンギン水族館で「シーボルト展」が開催中です。
江戸時代、ドイツ人医師・シーボルトが
長崎からヨーロッパに紹介した日本の動植物95種150点を
絵師・川原慶賀の絵とともに展示してあります。
田中君達スタッフは毎日展示物の確保に一生懸命です。
(展示中に他界するヤツもいるから)
このコモンサカタザメもその一つです。ホントはサカタザメだったのですが
これしか入らなかったんでしょうがないじゃん!ねっ、田中君!
田中君、「シーボルト展」宣伝したんで、なんかくれ!
投稿者 miura : 14:30 | コメント (0) | トラックバック
2006年04月05日
名前、ミニボラです。(未確認)
この時期、卵をいっぱい抱えてやってくる小型のボラです。
以前から定置網に入ってよく家に持って帰って食べていた(いわゆるシャーってやつ)
のですがそういえばなんて名前だろう?あまりにもボラに似ているので
「ボラ」って呼んでたんだけど・・・
ほんとのボラは9月~10月に卵を抱える(からすみの原料)はずなのに
こいつは今、抱えています。泳ぎにくそうです。
でも、その卵ごと丸焼きにすると美味しいです。
投稿者 miura : 11:01 | コメント (3) | トラックバック
2006年04月02日
久しぶりに魚です。
チカメキントキです。野母崎の定置網に入るのは
ホウセキキントキが多くこのチカメキントキは珍しく、
主に一本釣りの外道(魚に失礼!)であがってきます。
見ていてもきれいな魚です。
キントキダイ科の特徴の厚くて硬い皮に覆われています。
その皮の下の脂が美味しいのでやはりおすすめは開いて一夜干でしょう。
あっ!そうそう、野母崎に首長竜なんて私も見たことありません。
エイプリルフールの軽いジョークですよ!
でも、いつもよりコメントが多かったので罪悪感が少し・・・
投稿者 miura : 10:16 | コメント (2) | トラックバック
2006年04月01日
野母崎名物
首長竜のペアです。冬から春にかけて特に4月1日に
多く野母崎へやってきます。
大きいやつは手に負えませんが
小さい子供は湯引きや塩焼きに美味しいですよ。
酢味噌が合うんだこれが・・・
投稿者 miura : 01:23 | コメント (8) | トラックバック
2006年03月28日
泳ぐじゅうたん
ステルス爆撃機みたいなエイ、ツバクロエイです。
A4くらいから畳半分くらいまでいろいろな大きさのヤツが入ってきます。
美味しくないのか、食べ方を知らないのか、
市場へ出しても売れないので再放流していますがこいつは
薄くまっ平らでおまけにヌルヌルしても一つおまけに毒針まであるので
つかんで放流するのに苦労します。
「コラコラ、逃がしてやるんだからおとなしくしろって」
投稿者 miura : 16:16 | コメント (0) | トラックバック
2006年03月26日
赤貝試験養殖
野母崎三和漁協の事業で野母崎地区、三和地区
合計5ヶ所の港の中で赤貝の試験養殖を昨年より行っています。
野母港内の担当は私でこの日は水産普及指導センターより
計測に来ました。小指の爪くらいだったのが4cmくらいに成長していました。
これで出荷サイズの8cmまであと一年くらいでしょうか?
ほったらかしで成長するそうですが死んでしまう貝が多いので
採算ペースではありません。まだまだ工夫が必要です。
計測している男は「4号」さんです。仕事の時は真剣です。
投稿者 miura : 13:54 | コメント (1) | トラックバック
2006年03月22日
名無しシリーズ
ペンギン水族館の田中さんよりエイを獲って欲しいということでした。
定置網は一定の魚種を狙って獲る漁法ではないので(一部を除く)
「入るか分からんぞ」といいましたが、入りました。こいつも入れて
4種類、「アカエイ」、「トビエイ」、「ツバクロエイ」
肝心のこいつの名前が分かりません。
だれか教えてください、水産専門県職員以外でも歓迎します。
投稿者 miura : 20:30 | コメント (3) | トラックバック
2006年03月19日
4号さん、また、難問です。
野母崎で獲れるフグは意外と種類がたくさんあります。
こいつもそうです。ムシフグに一番似ているのですが
ちょっと柄が違うみたい・・・水族館の田中さんに聞いても?
名前がわからないので食えるかどうかも分かりません。
4号さん、あなただけが頼りです!
投稿者 miura : 17:57 | コメント (3) | トラックバック
2006年03月18日
高級湯引き用サメ(生食可)
シロザメです。大きくなっても1メートルくらいにしかなりません。
長崎の魚屋さんなんかで「ノウソウ」と呼ばれるフカの湯引きは
こいつをぶつ切りにして湯引いたものです。サメ類独特の
アンモニア臭がなく生でも食べられます。
アップで撮るとシャープでかっこいいのですが泳ぐ姿は
長い体をくねらせてゆっくりしか泳げないのでなんだかウナギみたいです。
もう少しサメらしくかっこよくいてほしいものです。
投稿者 miura : 13:34 | コメント (0) | トラックバック
2006年03月17日
あっち?いいえ、こっち!
コチ(マゴチ)です。砂地の海底にジッとしているはずなのに
たまに定置網に迷い込んできます。アンコウの頭の上の疑似餌は
有名ですがそれにそっくりなものが口の中にあります。
使い方はアンコウのそれとおんなじではないでしょうか
上から押しつぶされた形なのでちょっとおろしにくいですが
フグにも勝るとも劣らない白身は刺身や鍋なんかで美味しいですよ
投稿者 miura : 16:50 | コメント (1) | トラックバック
2006年03月12日
カニ???
ガントバシカニ(ウソ)です。刺し網で上がってきました。
上がってきた時は二枚貝の殻を背負っていましたが
ドサクサではだかにされてきげんが悪いみたいです。
貝殻を背負いやすいように一番後の足が変形しています。
本名は何と言うんでしょうか
水産専門県職員の人、出番ですよ!
投稿者 miura : 13:31 | コメント (3) | トラックバック
2006年03月11日
もう少しマシな名前付けてくださいよ
ニセタカサゴといいます。ニセというくらいだから本物もいます。
こいつにしてみれば不名誉な名前ですが沖縄では本物、偽物
どちらも「ぐるくん」と呼ばれ唐揚げ、煮付けなどで食べているそうです。
野母崎では漁獲量が少ないので知ってる人は少ないようです。
投稿者 miura : 14:48 | コメント (2) | トラックバック
2006年03月08日
実物はのんびりしています。
サザエさん、推定年齢4歳です。私の船のイケスでかれこれ2ヶ月
暮らしています。サザエは長崎県漁業調整規則により
蓋の大きさが2.5cm以下の個体は獲ってはいけないことになっています。
この子は2.6cm、獲ってもいい大きさですがイケスで飼ってる訳は
大きくして食べるため・・・ではなくてイケスの中を掃除してもらう為です。
本来、海藻を食べていますがイケスの壁に付いた苔なんかも
食べるので中がきれいになります。
と、いいつつ大きくなるのも楽しみです。
投稿者 miura : 14:24 | コメント (0) | トラックバック
2006年03月05日
日本生まれ、日本育ち
野母崎産天然イセエビです。
最近、飛行機に乗って海外からいろんなエビがやってきます。
イセエビそっくりなエビ、どう見たってイセエビじゃないだろうってエビも・・・
輸入物と国産の見分けが付かない時もあります。
画像の目の内側のツノの色を見てください。輸入物は黒いツノがあります。
茹でる前だとよくわかります。まぁ、お造りで頭が茹でてあるのは
ほとんど輸入物だと思います(国産の活き物をわざわざ茹でないでしょう)
ちなみに一番後ろの足がハサミになってるのがメス、お腹に抱えた卵の
世話をする為だそうです。
投稿者 miura : 14:50 | コメント (0) | トラックバック
2006年03月04日
イシガキフグ(たぶん)
ハリセンボンの仲間のイシガキフグです。
ハリセンボンのハリはもっと長くとがっていて怒らせると
触ることが出来ませんがこいつはそんなに長くありません。
かなり大きくなるそうですが手のひらサイズで愛嬌があります。
ハリセンボンの仲間は無毒なので沖縄では身や内臓をぶつ切りにして
味噌味の「あさばー汁」にして食べるそうです。でも、こんな顔をしてると
食べれませんよね。